bとd
bとd間違う子、昭和の時代はいませんでした。
王国
うちの県では、部活の実績が査定に反映されるので、どの教員も必死です。
教え子は、祖母が手術するので休ませて欲しいって言ったら、
「部活と手術とどっちが大事なんですか?」
って聞き返されたそうです。
県大会すら勝ち抜けない程度の部活なんですけどね。
適性
父親が
「子どもに向いていない」
と中学受験に反対とのこと。
「目的意識もないし自己管理力もない。加えて勉強は大嫌い」
だと確かに苦しむだけ苦しんで、挙げ句失敗に終わるかもしれません。
ただ、最近思うのは、こちらが「もう少しいける」というポイントと、保護者が「もう少しいける」というポイントは段々ずれてきているってことです。
「もうちょっと頑張ればブレークスルーできるのに」
って思ってるときに、親が背中を押すのと、ブレーキをかけるのでは結果は・・・ってことです。
下手な鉄砲・・・
>今は私立大平均で1学部・学科の受験機会は5回もある。
さすがに5回はびっくりしました。
(推薦やAOを含めてだと思います)
前も書きましたが、私大に行きたいなら一般入試を受けるのは効率が悪すぎです。
さっさと推薦で決めちゃって、決まっちゃった人から別のクラスで適当にやらせればいいのに・・・
大学の選び方
20年前は、
「出来るだけレベルの高い大学へ行く」
というのが当然のことでしたが、現在はどうでしょう。
①現役で行けるところ(無理はしたくない)
②推薦で行けるところ(私大は半分以上が推薦・AOです)
③家から通えるところ(学費が高騰しているので、下宿はさせられない)
家から通える範囲に、ちょうどいい大学があるか無いかで大きな差がつきますね。
努力と才能
中学生が期末テストの美術で90点以上取っているのに評価が3(5段階評価)なので、美術の教師に理由を聞いたところ、
「私は作品が基準だから」
基本的には学校、それも義務教育段階の学校は、努力すれば結果が出るものを扱うべきだと思います。
美術の場合、まあ訓練すればデッサンなんかは上達するとは言いますが、美術にどれだけ時間をかけられるか、って点も考慮しないとね。
地方から大学に進むには
大学4年間の学費+生活費は自宅から国立400万、自宅から私立600万、自宅外から国立1100万、自宅外から私立1400万が平均です。
親の世代が大学生だった頃と比べて、学費は3割上がったと言われています。
①自宅から通えない大学に行かせるのはかなりリスキー
②優秀な生徒が地方に残る
③企業が地方の生徒に目を向ける
と理屈ではなりますが、③に関しては企業によって色々です。
「一人暮らしは金銭的に大変なので不満を持ちやすいから敬遠する」
という会社もあるように聞いています。
給料がある程度以上出せる会社の話になりますね。